新型iPad Proのキーボードはケース代わりにはならないかもね
新しいiPad Proはケースメーカーを悩ませそうです。
このキーボードは、新しいiPad Proのために再設計されたキーボードです。新型iPad Proには本体の中に102個もの磁石が内蔵されているので、キーボードをピタッとくっつける事で、iPad Proと一体化します。
今回はこの『Smart Keyboard Folio』を見て思ったことを、少しばかり主観も交えながら書かせていただきます。
Smart Keyboard FolioとiPad Proをくっつける接地面には、iPad Proと接続させるためのスマートコネクタがついています。
iPad Proのスマートコネクタの接地面は本体裏のUSB-C端子の上。旧iPad Proは本体側面についてましたが、新型iPad Proはこの位置になります。
まだ発表される前のリークでは、本体を縦置の状態でもSmart Keyboardが使えるんじゃないかって言われてましたが、そうではございません。
つけた感じはこう。ソリッドな本体にピターッとくっつきます。
持った感じはこう。一見ケースっぽくも見えますが……
ただくっついているだけなので、側面の防御力はガバガバです。そう、ガバガバなのです。右側が浮いて見えるのは店内の盗難防止用のコードのせいですよ。
そこまで強力な磁石でもないので、手で簡単にはがすことができます。
多分、バックパックに入れてると中で剥がれて本体と分離してるなんてことがあるかもしれないなと思いました(持ってないので主観ですけど)。
本体が鞄の中で剥き出しの状態になったら、傷つく危険性もあるので、このSmart Keyboard Folioと一緒に持ち歩く場合は別でスリーブケースとかに入れた方が良さそうですね。
ただ今回のiPad Pro、Apple Pencilもくっつけないといけないし、Smart Keyboard Folioを使うとなるとケースを付けることもできなさそうですね。
ケースメーカーはデザインを考えるのに頭を悩ませそうです……。
以上、Smart Keyboard Folioを見て思ったことでした。