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iPhone XSはもしかしたら中古で売れないかもしれない

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Image: Apple

 

iPhone XS、XS Maxが発売されてから2週間くらい経ちました。

僕もiPhone XからXS Maxに乗り換えして、カメラ画質の満足感に浸っています。

 

さて、iPhone XSら新しく追加されたのが、DSDS(デュアルSIM デュアルスタンバイ)です。

2つのSIMが同時に使用でき、好きなときに切り替えて使うことができる機能です。

2枚のSIMといっても、1枚は物理的なSIMチップ挿入する方法と、もう一つはeSIMといって、iPhoneに内蔵されたマイクロチップが制御する方法です。

eSIMはキャリア側がSIMチップを用意せずとも、インターネット上から簡単な手続きをするだけでユーザーがキャリアと契約することが可能になります。

現に、Apple Watch Series 3からはeSIMが搭載されたセルラーモデルも登場し、ドコモ、au、ソフトバンクの国内3大キャリアでiPhoneを使っていれば、Apple Watchでセルラー通信ができるようになります。

 

さて、タイトルにも書いた、iPhone XSは中古では売れないかも……について、本題に入ります。まず、現在Apple Watchのセルラー版は、中古販売を扱うお店で買い取りを断られるところが多く、Googleで「Apple Watch 買い取り」で検索しても買い取りできるリストにあるのはGPS版のみだったりします。

ここで問題なのが、eSIMです。eSIMは現状、利用者が契約状態かどうかというのが判別しづらく、買い取りを扱う店舗でも契約しているかどうか確認する術がないとのことで、買い取りを断っているそうです。

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じゃんぱらで検索してもセルラーモデルは出てこない

 

ただiPhone XSはDSDSに対応しているというものの、現在のバージョンでは制限されているため、デュアルSIMはまだ使用できません(次期バージョンアップで対応予定とのこと)

また、国内3キャリアからも具体的なプランについて名言されていないため、現状は物理SIMのみ使える状態です。今後、キャリアからeSIMでの契約ができるようになる可能性はあります。

そうなってくると、Apple Watchのセルラー版が買い取り出来ないとなっている現状、iPhone XSでも同様の対応がされる場合があるので、来年の新モデル買い替えの際に、中古本体は買い取りできませんなんて可能性も……。今後の対応に注目したいです。