僕がiPhone XからiPhone 8 Plusに変えた理由
僕は日本にiPhoneが初めて登場したiPhone 3G以降、毎年iPhoneを買っています。iPhone 6 Plus、6s、7と使ってきて、そろそろデザインが違った端末も欲しいなと思ってたところで、がらりと変わった端末がiPhone Xでした。
iPhone 8、8 Plusよりも1ヶ月遅れで発売したiPhone X。顔認証のFace IDも使ってみると使いやすくていいものでした。
だけど、なんで今になってiPhone 8 Plusに変えたのか、今回はiPhone Xについて僕が思ったことについて書いてみたいと思います。
■iPhone Xのいいところ
- 見た目が美しい
- 反応速度の速いFace ID
- 画面2タップでスリープ復帰
- タスク切り替えが速い
- 有機ELで電池持ちは最高
■iPhone 8 Plusのいいところ
- 今までと変わらない使いやすさ(指紋認証)
- iPhone Xよりも横幅が広いディスプレー
- どんな環境でも適した色補正をしてくれるTrueToneディスプレー
まずはiPhone Xのいいところから「反応速度の速いFace ID」について。
指紋認証に比べて顔認証ってどうなの?って意見が、発売直後にいろいろなメディアで書かれていた内容になりますが、使っている側からすると、めっちゃいいです。
ポケットからさっとiPhoneを取り出して、画面をみてるだけでロック解除ができるのはストレスフリーでなかなか良いものです。
ただ、マスクをしていたりすると、顔として認証してくれないみたいです。特にこの時期、花粉対策でマスクをしている人には、結構ストレスじゃないかなと思ってます。
マスクをしている時は、鼻だけだすと顔として認識されるのですが、いちいちその動作も面倒なので、パスコードを手打ちする羽目に……この問題、なんとかなりませんかね。YouTuberのヒカキンもこの理由に悩まされて、結局iPhone 8に戻したんだとか。
「画面2タップでスリープ復帰」
これもiPhone Xでしか使えない機能になりますが、これソフトウェアアップデートで全機種に搭載してくれてもいいんじゃないかってくらい便利だなって思います。特に画面がでかいPlus系の機種には、ぜひとも搭載してもらいたい。
「タスク切り替えが速い」
下の動画を見てもらえればわかると思いますが、指で下から上にシュッとはらうだけで、開いたアプリをいったりきたり出来るので、これが結構便利なんです。
「有機ELだから電池持ちが最高」
やっぱりiPhone Xの良さで一番といったら、個人的にはこれになりますかね。やっぱり有機ELは液晶に比べると省電力で電池の持ちが素晴らしいです。有機ELの特製として、黒い部分は照らされないのでそのままの“黒”の色なんです。液晶と並べて比べてみると、その違いがはっきりわかります。
iPhone 8と比べると、少しだけボディが大きくなって持ちやすさはそこまで変わらず、カメラは2眼になったので、ボケ感のあるポートレート撮影も出来る。
「カメラ重視だけど、iPhone 8 Plusでは少しでかすぎるんだよね」って考えてる人にはうってつけかもしれない機種だと思います。
では僕はなぜ今になってiPhone 8 Plusに変更したのか。
僕が思うiPhone Xの使いづらさは以下にあります。
- 顔が近すぎるとFace IDが認識しない&斜めの角度でも認識しない
- アプリによってはiPhone Xの画面に対応できてない(調整不足など)
- やたら誤発するスクリーンショット
- 電子決済する際のスリープボタンダブルクリックがやりにくい
- ゲームや動画を楽しむ際にノッチ部分が邪魔
あげるとすればこの5つになるでしょうか。
まずFace IDっていうのは、ある程度iPhoneと顔が離れた状態でないと、認識がされません。
僕は毎日コンタクトレンズを付けているので、昼間はある程度離した状態でも文字が読めるのですが、寝るときや、朝起きたときなどは裸眼なので、画面を見る距離がすごく近くなります。そうなるとFace IDが認識してくれないので、結局パスコードを打つ行為が発生します。すごく面倒です。
あと机にiPhoneを置いたままニュースの記事などを読みたいときもあります。
そんな時はだいたい顔とiPhoneの角度は45度くらいになるわけですが、そんな時にFace IDが役立たずになります。結局正面からでないと顔を認識してくれないのです。
あれ、すごく面倒です。
次に「アプリの画面対応」ですが、こればかりはアップルのせいでもなく、アプリのデベロッパー側の問題でもあるのですが、iPhone Xの画面サイズにまだ調整出来てないアプリはたくさんあります。こればかりは時間の問題ですね。
「誤発するスクリーンショット」
iPhone Xのスクリーンショットは、ホームボタンがなくなったので、両サイドのスリープボタンと、ボリュームボタンの上を同時に押すことでキャプチャーができるのですが、これが片手で持っているとちょうど指の当たる位置にボタンがくるため、何度もスクリーンショットを撮ってしまいます。押さなければいいのですが、握っていると力んでしまうので、押しちゃうんですよね。
スリープボタンが従来機種よりも大きくなったので、指の腹にあたって押しやすいのはありがたいのですが……、誤発が多すぎる。
「電子決済する際のスリープボタンダブルクリックがやりにくい」
iPhone Xは決済をする際にもFace IDを使いますが、決済画面で、確定する際の一手間が、回を重ねるごとに面倒臭さを増していきます。
ダブルクリックしようとすると、反対側の指も動いちゃってスクリーンショット撮っちゃたり、あーもう面倒臭い!!
「ゲームや動画を楽しむ際にノッチ部分が邪魔」
そんなの買う前からわかってたことじゃんかって思うかもしれません。いや、それは僕もわかってたんです。使ってみると、たしかにこのノッチの部分ってGUIの邪魔をしているなって感じます。ゲームでは特に。
動画を見る時は、ノッチのあるスペースは黒い帯がかかり、画面比率も16:9になるので、iPhone 8で動画みてるのとそんなに変わらない気がします。
さて、色々言ってしまったんですが、要はiPhone Xを使うことで得られる体感って、iPhone 8 Plusを使ってもそんなに変わらないのでは? と思ったのが、僕がiPhone 8 Plusに切り替えた理由になります。
iPhone Xは多分ソフトウェアアップデートでどんどん使いやすくなってく機種だと思いますし、決して使いづらいってわけではなく、使い勝手は今までのiPhoneと全然変わらないので、これから先の進化にすごい期待しています。
まだiPhone Xをつかったことがない方への少しでも参考になればと! では!